ロクラク(標準)の解説
(本製品の生産を終了致しました。)

1.
ポーチサイズの小型スタイリッシュデザインに
高画質ビデオレコーダー機能を搭載
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本格的な独立型デジタルビデオレコーダーとして登場
「ロクラク」(標準)は、40GBのハードディスクを内蔵したHDR(ハードディスクレコーダー)です。
形は、縦型で小型にスタイリッシュにまとめられています。 小型のボディーに、HDDドライブだけではなく、電源やチューナーも全て含まれています。 機能的には完全にスタンドアロンとしてまとめられており、単体でリビングにおいて従来のVTRの代わりに使えます。 もちろんハードディスクレコーダーとしての様々な新機能が搭載されていて、 従来のテープによるVTRなどでは実現できなかった様々なデジタル新機能を利用できるわけです。 その新機能の詳細はあとからじっくり説明するとして、何よりも強調したいのは単体として立派なビデオ機器であるという点です。 つまり、「ロクラク」は、かつて多く出現した、MPEGによるコンピュータ周辺装置の「おもちゃ」とは 完全に一線をきした本格的なデジタル家電としてデビューしています。 カラーもシルバー、ピンク、ブルーの3色から選択でき、PVR(パーソナルビデオレコーダー)としての 家電としての自己表現となっています。 フロントパネルにも独立型ビデオ機器であることを主張するように、基本機能を網羅した操作スイッチとビデオ機器に定番のデジタルLEDメーターが 堂々と実装されています。もちろんリモコンは標準装備されていて、「ビデオ」としての常識をすべてかね備えています。

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とにかく奇麗な高画質
「ロクラク」は、MPEG2規格による高画質デジタル映像圧縮技術搭載、最高解像度720x480 というDVDと同じ技術を使い、しかもDVD同等の高画質で録画できるデジタルビデオレコーダーです。 テープを使ったVTRとは一線をきす鮮やかな高画質はもちろん、HDDという高速ランダムアクセスデバイスを フル活用したビデオ機能は、従来のVTRの概念をこえる様々な機能を提供してくれます。

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小型スタイリッシュ新感覚PVR
リビングにもフィットしテレビサイドに違和感のないデザインとカラーリング。 でも、やっぱりこの小型高性能は自分の部屋に置いておきたい。 そう思わせることはPVR(パーソナルビデオレコーダー)としての必須条件です。 昔ながらのビデオデッキサイズにこだわるのはもう古い。 小型でキュートで持ち運び簡単。 自分だけの最新映像を、だれにも邪魔されずに、たっぷり24時間映像データベースにすることができます。
ロクラクのカラーラインナップ
▲カラーリングは左から、パープル、ピンク、シルバーの3色。
サイズも、幅100X高さ145X奥行き220mmとコンパクトサイズ。



2.
ハードディスクレコーダーならではの先進ビデオ機能
さて、「ロクラク」がビデオ機器としてただものではないことをここで 順番にご説明します。 「ロクラク」は、高速ランダムアクセスが可能なHDDを記録媒体として使っています。 MPEG2によるリアルタイムデジタル圧縮技術とHDDの組み合せが、従来のテープ形式のVTRやDVD/DVD プレーヤーでは実現できなかったさまざまな機能を実現しています。

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簡単ビデオレコード機能で24時間映像データベースを活用
コネクターパネル(背面)
 
「ロクラク」の操作は直感的に操作できるように工夫されています。
フロントパネルスイッチはまさにそのために用意されています。
映像の基本ソースは内蔵のチューナーであり、外部ソースとしてもS端子や通常のピン端子が1ポート用意されています。
録画予約登録画面
録画は録画ボタンで一発開始、録画中にクイックメニューで録画停止時間を指定することも簡単にできます。 もちろん、普通のビデオと同様に週間録画などのさまざまな録画登録が、フロントパネル、リモコン及びパソコンから指定できます。
サムネ−ル画面
録画した映像は、1つ1つの録画チャンネルとして扱うことができます。 しかも、録画映像には31文字までのファイル名をつけることもでき、映像を名前で管理することができます。 ただし名前をつけたいのは録画が終わってからというのが普通。通常は「ロクラク」が自動で名前をつけてくれます。 この自動の名前が、映像としての情報をシンボル化してくれます。 しかも、「ロクラク」は映像を独自ファイルシステムで管理しているから、録画された映像の属性もちゃんと保存してくれます。 西暦何年の何月何日の何時から何時までの録画でなんという名前なのかを、すべてに記録していてくれるわけです。 もちろん、録画したコンテンツはランダムアクセスでいつでも再生できます。 このように「ロクラク」は、1回の連続録画を1つのファイルとして保存。1つの録画ファイルをチャンネル感覚でピックアップ。 見えないテープが無限大に入ったビデオ感覚で利用可能なのです。 また、ビデオコンテンツの呼出しには6分割のサムネール呼出し機能が効果的です。

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高速ランダムアクセスのHDをフル活用した先進のビデオレコードアクション
「ロクラク」にはHD機能をフル活用した先進のビデオレコードアクションが 搭載されています。
ここでは代表的な3つの機能を説明します。
<タイムスリップ>
HDRの一般のVTRとの最も大きな違いは録画中の独立再生機能です。
見たい番組を録画している最中にちょっと場面を止めて電話やトイレといった いわゆる「タイムシフト」や「タイムスリップ」と呼ばれるアクションです。
<追いかけ再生>
タイムシフト機能の1つの応用として、録画中の番組をすぐに最初から再生して楽しめる「追いかけ再生機能」もあります。 スタートしてしまった番組を最初から楽しめます。しかも再生トリック機能を使い、 早送りやコマーシャルのスキップなどむしろ時間を有効に楽しめます。
<独立並行録画再生>
さらに一歩進んで録画中に、すでに録画済みの別のコンテンツを再生します。 「同時独立・録画/再生機能」なら、たとえば連載もののテレビ小説も溜めながらゆっくり順番に見れます。

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リングバッファ録画機能で365日録画し続けてくれる。
タイムチャート
「ロクラク」にはリングバッファ録画機能が搭載されています。 録画すべきファイルをリングバッファとして実現することで、一定時間の映像をたえず録画しつずけることができます。 この機能を100%生かすための独特のメニュー「タイムチャート設定画面」が搭載されています。 タイムチャート設定をすれば、自分の全てのチャンネルパタンを24時間ベースで記憶し、 そのチャンネルパタンにそってリングバッファ録画が365日いつでも録画し続けてくれます。 予約を忘れても、最大24時間前までは自分のチャンネル設定で戻ることができます。

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標準搭載のビデオ編集機能
「ロクラク」のビデオ機能を駆使すると、あっという間に映像データベースが出来上がります。 映像をHDDに貯えることで、気楽に大量の映像データを手に入れることができます。 しかしそうなってくると必然的にデータの整理が必要となります。 本当に必要な部分を抽出して整理し、保存しなければなりません。 そうしたニーズに応じるための映像簡単編集機能が、「ロクラク」には標準搭載されています。 録る、切る、つなぐ、そしてファイルとして名前をつけ、表題をつけることができます。 しかも自由にマーキングポイントを設定し、このマーキングをベースとして様々なプログラム再生や映像頭出しを実現できます。 「ロクラク」はもはやただのビデオではありません。 標準高画質で24時間分のパーソナル映像データベースそのものです。録るだけではありません。 見せるためのアクションが重要。 ランダムアクセス機能を活用して、瞬時に見たい映像を引っ張り出す映像ジュークBOXなのです。




3.
これぞ「ロクラク」の真骨頂、
DOS/Vユーザー待望の USBによるパソコン接続機能標準搭載で使い方無限大
PCスクリーン
USBによってコンテンツをパソコンに転送。 逆にパソコンに保存しておいた映像を「ロクラク」に戻して再生。 また、ストリーム変換でPowerDVD等でパソコン再生が可能です。 近頃のインターネットスピードなら映像のインターネット交換も可能です。 同様の機能で、DVD−R/DVD+RWドライブでオリジナルDVDが簡単に作成できます。 しかもUSBコントロール機能を搭載。 「ロクラク」の制御をパソコンを通して自由自在に制御できます。
PCとロクラク

予約アプリケーションでメールによる予約も可能です。 また、携帯電話のiモードをつかった番組予約も可能です。