ロクラク(応用編)
ロクラクを極めよう
ハードディスクレコーダーならではのトリックプレイの数々
  映像データベースをサムネールから一発再生なんてのはジョーシキ。
(録画した映像は、1つ1つの録画チャンネルとして扱うことができ、しかも録画映像には31文字までのファイル名をつけることもできる。 ただし、名前をつけたいのは録画が終わってからというのが普通。「ロクラク」は映像を独自ファイルシステムで管理しているから、映像の属性(チャンネル番号、録画日時) を自動的に保存してくれる。)
サムネール画面
▲サムネール画面(24分割画面もあります)
 
ドラマを見ている最中に友人から電話がかかってくることはないだろうか。
それもドラマが盛り上がってきたときに限ってかかってくるから不思議だ。
こんなときこそ真価を発揮するのが「タイムシフト機能」。

テープの準備が要らないロクラクからすぐに録画ボタンを押すだけ。電話が済んだら録画はそのままに、見逃したところから再生ができる。つまらないシーンを早送りで飛ばしたりして今録画中の場面まで追いつくことも可能。
これが「タイムシフト機能」のひとつの「追いかけ再生」といわれるもの。
すでに始まっている大リーグ中継だって予約録画していれば、録画を続けながら最初のプレイボールからの再生を見ることができる。逆に生放送の録画中に気になるシーンがあったときは、すかさず巻戻して見たい場面をスロー再生したり一時停止をかけたりし「シュート」のシーンを舐めるように堪能できる。

言うならば放送局のお仕着せではないあなた独自の再現シーンを鑑賞できてしまう。映画「インディジョーンズ」を見ていて、インディが脱出する水上飛行機の機体に何か気になる文字が見えたって時に、この「タイムシフト機能」で即座に再現。「R2‐D2」という文字を確認、ニンマリして、再び映画鑑賞を再開できる。 さらにドラマを録画中にまだ見ていない先週分の録画ファイルを同時に再生することもできる。これがいわゆる「同時独立録画・再生」録画と再生が同時進行できるからロクラク1台あれば時間の無駄も手間もなくストーリーを追って続きを見ることができる。
 
そして究極の「タイムシフト機能」ともいうべき「リング録画」

マニアではない人にはあまりなじみのない用語だが、鈴木光司原作の映画「リング」や今巷で話題の映画「ロード・オブ・ザ・リング」を録画することではない。ちなみにヤフーで「リング録画」を検索してみたら、いきなり「ロクラク・マニュアル」と出てきて唖然。さて、これはちょっとややこしい。 例えばロクラクの録画メニューで「2時間のリング録画」の設定をして録画を始める。するとこの2時間分のハードディスク領域に延々と録画し続けることになる。「2時間」と設定したのになぜ延々と録画し続けるのかと言えば、そこが「リング録画」の「リング」たる所以。2時間を超えると設定された「リング」のスタート地点に戻ってくるわけで、従って自動的に録画した最も古い時刻の映像から順次エンドレスに上書き録画をしてゆく仕組み。言い換えれば絶えず2時間前までの映像が残されている。
▲設定録画時間を越えると自動上書き
▲リングバッファ録画チャート

  使い方は人それぞれだが、特に「コマメに録画予約なんてする気にもなれない」という「ズボラ」な人向き。2時間と言わず12時間と設定しておけば、帰宅した夜中でも、まる半日前の昼間の番組まで溯って面白そうな番組を探すことができる。むろん夜中の番組はちゃんと録画し続けているのがミソ。
さらにロクラクには、この「リング録画」をより便利にするための「タイムチャート登録」なるものが用意されている。 自分の1日の時刻とチャンネルのパターンを登録できるのだ。しかもウィークデーの月〜金、土曜、日曜と3パターンの登録が可能。ロクラクを買って飽きないうちに自分の1週間のチャンネルパターンを登録しておけば、放っておいてもロクラクが、24時間・365日、チャンネルを自動追尾録画してくれる。

番組提供をしているスポンサーが契約どおりにCMを流しているかを日々チェックしている御担当者にも是非このロクラクを利用頂きたい。